虹を見るとほろ苦い思い出が蘇る私であります。

まだ私が少年だった頃、虹を見た少年は何を血迷ったかバケツ片手に虹を追いかけて走り始めたのでありました。

田んぼに生えた太い虹柱をバケツに納めようと息を切らせてその場にたどり着くと虹はまた別の場所に・・・。

虹とは何なのか理解出来ずに悔しい思いだけが少年の心に残り、今でも虹を見るとその頃を想い出す私なのであります。



お恥ずかしいお話でしたが、好奇心無くして前に進めませぬ。