先日、仕事をしていると左のほうから「シャー、シャー、シャー」と懐かしい、遥か昔に聞いたことがある音が聞こえてきました。

音の主は、施工図の名人ことBossでした。
どうりでリズミカルに音を奏でているわけです。
ドラフターは上手な人が使うと、音が途切れる時間が短く良いリズムになるんですよね~。

流石は名人、薄く下書きをしたかと思いきや消しゴムも使わず、一気に書き上げていきます。線1本1本の太さや濃さに微妙に手を加えているので見る人想いの見やすい図面です。

演歌を鼻で歌いながらサッサッサ~てな感じです。あの年代のあの視力では下書きの線はボヤ~っと歪んでしか見えていないはずなので、これこそある意味技術なのかな?

(今では過去のアイテム扱いで近々倉庫に下ろされるはずだったドラフター君ですがBossにとっては某社員やPC以上に言うことの聞いてくれる大切な存在だったようですね。)