朝の散歩で家から歩き出し、しばらくすると背中がほんのり暖かい。
振り返るといつもの山裾に朝日が昇っていたのだ。
いつものことだが、お日様はありがたいものだと思ってしまう。


梅雨入りしてしばらく経つのだが今年は梅雨を感じさせない天候が続いている。
用水沿いに植えられたアジサイの花が見事に咲いていた。
この季節に咲く代表的なアジサイは、雨降らずとも梅雨の季節を分かっていたのだと、つい足を止めて見入ってしまう。


家に戻る途中の水田の稲はもうすっかり根付き背丈も伸びてきた。梅雨が明け、夏が来ると黄金色の稲穂を見ることが出来るだろうと今から楽しみである。