2年前に私がバイク好きだと知っている人から、「けったいな古いバイクが納屋の隅にあるのだけど・・・・」
写真をメールしてもらったのだが、うす暗くてよく見えなかったがタンクマークの形を見て??ひょっとして、もしかして。
引き取りに行って私の想像が確信に変わりました。


メグロ スタミナZ7 500cc
メグロ社はKAWASAKI社に吸収合併されたメーカーです。
製造は昭和32年製で今から57年前の代物で当然ながら全くの不動車です。
当時の日本には重量車が少なく陸王に代わり白バイとして採用されていました。
素人の私が再生出来るか分かりませんが、とりあえず分解から始めましょう。


まずはタンク、シート、ライト廻りをばらして行きます。
何十年も放置されていたので、ボルトのナットが固着しています。
そんな時は無理にトルクを掛けることはタブーです。
バーナーで熱して回すと楽に緩めることが出来るのです。
ばらした部品は棚に整理整頓します。


棚には分解したエンジンのパーツも並べます。
どんどん増えていくので忘れないよう荷札にメモを残します。
シリンダーのボルトが折れてしまいましたがタップを立てサイズの合うボルトを付けておきましょう。


ライトケースにへこみがあったので、バーナーで熱して仮補整しました。
フレームだけにするのに約一年の月日が経ちましたが、少しの合間を見つけての作業なので仕方ありません。
まぁ気長に進めて楽しみます。
興味の無い人にはゴミに見えるらしいのですが、自分としては綺麗に並べたお宝パーツなのです。