いつもの散歩道を歩いていると、どこか懐かしい香りがする。 ほんのり暖かい稲穂の香りだ。 もう収穫を意味する香りでもある。 遊びたかった子供の頃は大嫌いだった稲刈りの季節。 稲穂の香りでその頃の記憶にワープする。 嫌だった記憶も今となったら懐かしい。 もう秋がそこまで来ているのだ。