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2021年07月05日

今回は以前ブログに書いた「家づくりの進めかた」のつづき、
工事着工から完成までの流れについてご紹介します。

おうちを建てるぞ!と決心し、ご契約をした後のお話です。

①地鎮祭



新築工事が安全に進むよう、神主さんを呼んでその土地を守る神様に祈願します。

おめでたい日ですので、なるべく縁起の良い日に行うことが多いですが、
大安であっても、建築においては「三隣亡」という大凶日が存在します。
読んで字のごとく、この日に建てられた家は後日火災を起こし、隣近所の三軒隣までを滅ぼすとされる最も不吉な日です。
ですからその日だけは地鎮祭や上棟などは必ず避けるようにしています。

②地盤改良



地盤調査をしたのち、必要な量のセメントを土に混ぜて土層の強度を高めます。

この時点では、ほとんどの方が私たちの家、小さい・・・?と思われます。
ですが工事が進み立体的になると、実際の大きさが分かりますのでご安心くださいね。

③基礎工事



ベタ基礎という工法で家の土台となる基礎をつくります。
床一面を鉄筋コンクリートで覆うため、地面と接している面が多く、最も安定した基礎の工法です。



★コンクリートに埋め込んである金物は
「アンカーボルト(短)」と「ホールダウン(長)」と呼ばれるものです。

アンカーボルト・・・基礎と土台の木材を結合するための金物
ホールダウン ・・・基礎と柱を結合するための金物

どちらも土台と木材をつなぎとめる、構造上大事な金物です。

④土台伏せ



基礎パッキンを敷いた上に、土台をアンカーボルトでしっかりと固定します。
基礎パッキンを敷く理由は、ベタ基礎と土台の間にすき間を開けて床下の換気を促すためです。

いよいよ次は待ちに待った上棟です!!

⑤上棟



ここからがいよいよ大工さんの出番です。
柱や梁で家全体の骨組みを造ります。
1日で家がみるみるうちに建っていく様子は圧巻ですよ!



高いところでも身軽に歩いて作業する大工さんは本当にすごいです・・・



この日は地鎮祭で土地のお清めに使用したお酒をお持ちくださいね。
家の四隅もこのお酒で清めます。


家ができるまで②につづく


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