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2016年04月19日


熊本で起きた地震の被害が大きくなっています。
1度目の地震には耐えたものの大きな余震が続いたために崩壊した地盤や建物も多いようです。
以前、プレウォール工法の部材を製作している工場を見学した際、
「一度だけではなく、くり返し起きる地震にも耐えられるかが重要。」と聞いたことを思い出しました。
受け継がれてきた知恵に最新の技術を加えて住宅性能は向上しています。
しかし、近年相次ぐ「異常」「過去最大」「観測史上初」と言われる気象や天災。
「絶対に大丈夫!」と言えるものはありません。
東日本大震災後、地震保険加入者は大幅に増えました。
加入率が特に高いのは大地震が予測されている東海地方です。
石川県はと言うと全国平均を下回っています。
地震発生率が低いと言われているからでしょうか、関心が低いようです。
発生率が低いと予測されている分、保険料が安いエリアでもあります。
2016年新築・木造・建物価格2000万円・家財の保険無しで試算したところ年間保険料は約1万円でした。
忘れた頃に来る天災。防災・備えについて改めて考えたいと思います。
次回は地震保険の内容についてお話します。

熊本及び被災された皆様に一日も早く穏やかな日が来ることをお祈りしています。


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