2016年07月20日
これからジリジリと焦げるような暑さになると思うと、
早く梅雨が明けてほしいような明けてほしくないような…
奥様方はお肌の日焼けが心配ですよね。
実は日焼けの心配はお肌だけではないのです…木も日焼けをします!
さらに、シミならぬ黒ずみも出ることがあります。
紫外線を浴びて色が濃くなるもの、反対に色が褪せるもの、色味が変わるものなど、
樹種により異なります。
色が濃くなるものはナラ、ヒノキ、パイン、タモ、ブラックチェリーなど
色が褪せるものはウォールナット、熱処理した木材など
予防としてはカーテンをつける、ラグや家具を同じ場所に置かないなど。
変色は表面近くだけなので無垢材であれば表面を削ったり、漂白も可能です。
その他、屋外ではどの樹種でも灰色に変色します。
日光により分解された成分が雨に流されてしまうためです。
雨があたるウッドデッキや格子はこまめに塗り直しましょう。
また、紫外線が原因ではありませんが、住宅によくある木の変色で金属によるものがあります。
金属に触れていた部分だけ黒色に変色します。
脚が金属製のソファやベッドは多いです。
足裏にフェルトを貼るなどして木材に金属が直接触れないようにして下さいね。
せっかくの無垢材ですから上手に経年変化を楽しんで下さい。