2020年11月17日
昔の日本ではほとんどの世帯が二世帯住宅でした。
ですが時代の流れにともない、一つ屋根の下で暮らす家族構成は激変。
現在ではひと家族のみの核家族が一般的です。
ですが離れて暮らすようになっても、共働きでは親世帯の力を借りることもしばしば・・・
また親世帯がすでに高齢で、近くにいてほしいと思っている場合も。
どちらにとってもメリットがあるとして、近年二世帯住宅が増えています。
そんな二世帯住宅のメリットとしては
・建築費用が抑えられる
・家事や子育てに協力してもらえる
・さまざまなローンの組み方が可能
・光熱費が安く済むうえ、エコにつながる
・相続税対策ができる
など・・・
デメリットは皆さんが想像されるとおり、
生活リズムや習慣などの違いから、ストレスを感じることもあるかもしれませんね。
そんな二世帯住宅ですが、おもに3つの種類に分けられます。
①同居型
浴室やキッチンなどの設備をすべて共有。
面積や価格を一番抑えることができます。
昔の日本はほとんどの世帯がこのタイプでした。
②分離型
玄関から完全に分けた形。
2つの住宅が合体しているので価格も2軒分くらいになりますが、
両世帯間のプライバシーはしっかりと確保できます。
③部分共有型
玄関は共有ですが水廻りは1階と2階にそれぞれ設けるなど、
プライバシーを確保しつつ、無駄を削減する事が出来ます。
近年最も多い二世帯住宅の形です。
家族の成長と共に手狭になったアパートを抜け出したいなぁと思っている方、
経年により工事が必要となっているご実家がある方など、
今が考え始める良いタイミングかもしれません。
一つの敷地を二世帯で有効に活用し、
互いを干渉し過ぎない適度な距離感を維持した二世帯住宅。
そんな住まい方もぜひ検討してみてはいかがでしょうか?